あっという間に11月、本日は立冬です。
立冬は冬の気配が出始める頃で、暦の上でも冬になります。
天気がいいとぽかぽか暖かいのですが、その分朝晩が寒くて、車に霜が張るようになりましたね。
風邪をひかないように気をつけていきましょう。
さて、遅ればせながら10月26日に東京・中目黒にある安穏戊にて「結いの香13種の飲み
日曜日の開催ながら、定員を上回る方に集まっていただきました。
安穏戊の料理長・伊藤さんは岩手出身ということから岩手の食材も使っていただいておりますが、
本当に食材に対するこだわりが強く、生産者の想いも大事にされている方です。
そんな伊藤さんに牡蠣のフルコースを作ってもらうことになり、私自身もとっても楽しみにしておりました^^
今回は牡蠣のみならず、「結の香」という岩手県で生まれた酒造好適米で作ったお酒を13種類飲み比べも行いました。
この「結の香」は、イベント直前の日経新聞東北版にも、とても良質な酒米として紹介されていたようです。
岩手にある13酒蔵が作ったお酒を飲み比べ、牡蠣のフルコースを食べる。なんて贅沢な!
13種並べられた「結の香」。13種類全部並ぶのは、試飲会くらいしかないとのことです。
まずは、安穏戊の女将・ちあきさんから開催の挨拶を、そして伊藤さんから食材やお酒についてのお話をいただきました。
お酒は今、何を飲んでいるか分かるように書かれた紙の上に置きながら、感想を記載していきました。
確かに違いはあるものの、どれも美味しく、その違いを表現する言葉が乏しいな~なんて思っちゃいました(苦笑)
そしていよいよ、牡蠣のフルコースの始まり。料理のコメントは、すべて伊藤さんが記載したものを抜粋させていただきました。
【先付け】「牡蠣の塩辛」
牡蛎の自家製塩辛です。お好みで摘果の青みかんを搾ってどうぞ。
1品目からあまりの美味しさにほくそ笑みました(笑。牡蠣の塩辛、いいですね。これは、商品化して家でも食べたい!なんて思っちゃいました。
【お椀】「津志田芋」の牡蛎すり流し
津志田芋は盛岡名産の里芋で、ねっとり柔らかいのが特徴。
それを煮たものを揚げ、そこへ牡蛎をすりおろして出汁でといたものを注ぎました。黄色と紫色の二色の菊花をちらして。

こちら、なんと牡蠣をすりおろすという使い方!こんな汁食べたことない!!!
「津志田芋」もねっとりとして味わい深かったです。
【お造り】殻付き生牡蛎 二種 「遠野産 茎山葵煎り酒漬け」「浅沼醤油店のわかさぎ魚醤 金ごま油 青みかん」
生牡蛎を二種類の味で。
一つは、茎山葵を刻んで、昔ながらの調味料「煎り酒」に漬けたもの。※煎り酒は梅干と酒と昆布を煮詰めて作る調味料で、醤油が生まれる前に使われていた調味料です。
もう一つは、わかさぎを使った魚醤に金胡麻のごま油を混ぜたものをかけてあります。青みかんを搾ってお召し上がり下さい。
ただでさえ美味しい広田湾の生牡蠣。それを煎り酒とわかさぎ漁醤を使って味付け。どちらも甲乙つけがたし!ごま油が思った以上に牡蠣と合うなというのが発見でしたね。
【蒸物】牡蛎の茶碗蒸し 飛鳥仕立て
料理名の「飛鳥」は牛乳と味噌を使った料理を表します。
牛乳と味噌で調味した茶碗蒸しの地に、牡蛎を入れて蒸し上げます。三ツ葉あんをかけて。(茹でてペーストに)
こちらも私にとっては初めての味わいでした。牡蠣の茶わん蒸しに三つ葉のあんがかかった逸品です。
【揚物】牡蛎の揚げ出し「ビタミン大根」と「紫大根」の二色おろし
牡蛎を天麩羅にし、調味した出汁をかけ、二色の大根おろしをのせて。(四つ巴出汁)
こちらは、見た目から感動しちゃいましたね。紫と緑の大根おろし!牡蠣の天ぷらは私の大好物ではありますが、お出汁とぴったりで本当に幸せでした(笑
【焼物】牡蛎と「軽米産 みろく農園さんの長芋」の磯辺焼き
牡蛎と長芋に海苔を巻き、焼いて、仕上げにバター醤油(みりん)を掛けまわし、白髪葱と山葵を添えて。
これも絶妙でした。旨みと食感が楽しめましたね。
【煮物】「立花椎茸農園の原木椎茸」牡蛎真薯詰めと「軽米産 福田さんの牛蒡」の炊き合わせ
「ササゲ」と「白かぶ」も、それぞれ異なった味付けで炊き、盛り合わせました。
これも今まで食べたことがない味わいでしたね。牡蠣はもちろん、「この椎茸、美味しい!」との声も何人からいただけ、とても嬉しかったですね。
【御飯物】牡蛎と「山の舞茸」の炊き込み御飯
牡蛎の出汁と舞茸の出汁で炊き上げました。
舞茸は山の中で育てた自然栽培ですから、香りも食感も普通の栽培物とは別物です。
ここまでですでにおなかが結構いっぱいになってましたが、このご飯のにおいにつられて美味しくいただいちゃいました(他の方は持ち帰りをしてましたが(笑))
牡蠣の出汁と舞茸の出汁、この組み合わせはやばいですね~。何杯もいけちゃいます。
【汁物】「盛岡産 金時草」のかき玉汁
トロミの金時草の清汁に玉子を溶きいれました。
【香の物】「紅芯大根」の甘酢漬け
紅芯大根を酢に漬ける事によって、より鮮やかに。
牡蠣と「かき玉」をかけたとのことです。そこまでのこだわり、素晴らしいです。紅芯大根の甘酢漬けも、本当に美味しかった!
【甘味】「食用ほおずき」の陰陽チョコレート
甘酸っぱい「食用ほおずき」をビターとホワイトの二色のチョコでコーティングしました。表面に付けた岩手の「野田塩」がアクセント。
締めのデザートは食用ほおずきをチョコでコーティング。酸味と甘みが絶妙です!
料理ばかりの写真になってしまいましたが、今回ご参加いただいた皆様ともゆっくりとお話が出来、繋がりも出来ました。
本当に素晴らしい料理と、素敵な場を提供いただいた安穏のちあきさんと伊藤さんには感謝です。
最後に、こんな「岩手応援募金箱」を発見しました。これは、安穏戊にて岩手の日本酒を飲んだ際に、その代金はこちらに入れ、それを応援募金と言うことでOlahonoの牡蠣オーナーの申込み使っているとのことでした。継続的な取り組みとしてやっていただいていた、岩手にいる身としては本当に嬉しく思います。
食材にこだわり、美味しい料理を提供していただけるお店ですので、ぜひ皆さんも一度食べに行ってみてください。そして、岩手の日本酒を飲んで牡蠣も食べてくださいね^^
安穏戊(あんのんつちのえ)
東京都目黒区青葉台1-28-3 エル・アルカサル中目黒2F
http://un-non.com/
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